2014年4月20日日曜日

【2011年10月後半〜12月の投稿】2014年4月20日

《後編その2》

2011年(以下も同じ)10月16日:
2011年10月8日ミクス×リクルートエージェント共催セミナーでの宮本発言から:
「製薬各社のiPad導入がいまいち進捗していない理由。おそらく、医師のiPadと同期するアプリが無いから。」
「すでに普及が進んでいるのだから、医師へ文献を届けるだけでなく、MRが必要と思う原著を、医師のiPadと同期できる各社の”文献アプリ”があれば良い。」
補足:
ほかにも、専用アプリが入ったiPadを医師へ貸し出し、好きな時間・場所で製品データや文献を閲覧してもらい、1週間後に回収する方法が面白い。医師に嫌がらない範囲で閲覧ログをとり、どの情報に興味を示してマークをつけるか調べれば、その時点でコール数だのSOVだの言う必要性もなくなる。協力的な医師かを判別できるし、アプリの出来具合や、データ収集も正確になります。
匿名SNSの欠点である炎上・誹謗中傷についても、予防線を張ることができます。
新世代MR講座で書いた、MR・医師限定のツイッターも組み込めますね。


「優秀なMRとは、どのようなMRですか?」と講演時に聞かれることがあります。
何をもって優秀とするのか、その定義によって大きく変わります。
医師は、担当MRの営業ノルマや実績を"金額"で把握しているわけではありませんから、「製品が売れているMR」を指すわけではないでしょう。担当MRが社内順位とノルマ達成率を医師へ常々、公開しているわけでもない。
多くの場合、「診療の邪魔をしない」「医学常識を備えている」「社会人マナーがきちんとしている」「対応が早い」といった、とても抽象的な評価基準で、優秀なMRかどうかを答えているに過ぎません。それを大規模に集計したところで、MRの置かれている状況を正確には分析できないと思います。
「誰にとって優秀と言えるMR」なのか、いまいちど考える必要があります。社内、医師、薬剤師、看護師、卸、そして国民にとって?
さらには、もっとも利益を享受すべき真の消費者=患者=国民にとって、どのように正しい活動を示すべきなのか?アカデミックな活動に憧れているわりに、ベタな営業トークから脱出しにくい現状。
顧客=処方決定者=医師からの曖昧な評価にこだわって各社が営業戦略を練っている限り、さほど進展のないまま、MR数が飽和することになりかねません。内向きの議論を繰り返しても、解決策は乏しいままでしょう。
「日本国民にとって優秀なMRとは、どのようなMRですか?」


iPhone,iPadの製薬企業導入について、IT企業セミナーで講演した際のスライドです。その後、10ヶ月が経過しても医療現場でMRが使いこなせている事例は少ないと聞きます。
紙ベースから脱して、MRの行動ログをとる(位置情報の拒否権あり)、医師との面会ログからコールの実態を分析する、MR・医師それぞれのデータベースを構築するなど、多くの可能性を秘めているのですね。


10月24日:
これは2006年夏に大手製薬企業の新人MRを対象に、講演・グループワークを担当したときのスライドです。(会社名・製品名はイニシャルにしました)
全国配属前の皆さんが、どれほどキラキラと輝いた表情だったか、今でも忘れられません。あれから、5年余りが経ちました。現場で、意義の乏しい営業トークを繰り広げていなければ良いのですが・・・。
最近、医師の担当患者を想定したディテール方法(OPDと呼ぶそうです)が支持を集めていると聞きます。なるほど、と確かに思います。
一方、臨床医である私は、2006年当時からMRが診療の実際を知ることを訴えていました。なぜその薬剤が必要で、どのように使われていくべきか?Dへの道、と書いたスライドはその根本を示しています。
あえて営業概念のフレーズがなくても、各科の診療行為をきちんと理解することで、医師との距離感は縮まり、正しい理解を得られる。
もちろん、疾患の治療薬として、病態と他社製品を学ぶことも必要。やはり「医師視点」に立った、高水準の思考を持つことが重要なのです。


11月7日:
MRの訪問規制を真正面から取り上げた資料は少ないようです。現在、全国の病院・診療所には、どれくらいの規制があるのでしょうか?
訪問規制を厳しくすると許可時間内にMRが列を成す結果になり、まったく自由にすると早朝から夜遅くまでお互いにキリがなくなります。
日勤帯9〜17時くらいの訪問が適当かと思うのですが、医師が多忙で夜まで手が空かないこともあり、結局は待ってしまう。
面会待ち時間の削減、双方のアポイント確保方法を、もう少し考える時期でしょう。


12月12日:
今年のブリストルマイヤーズさんは、入念にコンテンツを準備してきたのですね。このインタビューには誠実さを感じます。
製薬業界が正しい方向に向かう中で、このようにMR個人の姿を多く発信するようになるのでは?

「異業種からの転職をしたMR」
https://www.facebook.com/photo.php?v=156117814487888

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