2017年2月27日月曜日

【GPに異動してみると 16−09−13】

管理人は医師15年間を総合病院で勤務していたのですが、今年からは初めてのGP生活です。
これまでも勤務医として地域医療連携に関わっていたのですが、GPに転身すると、医師として見えてくる世界もまた異なります。
地域包括ケア時代に向けて当院も訪問診療をスタートし、その関係で医療ICTや遠隔医療の勉強も始め、年単位どころか週単位でも後戻りできない変化を感じる日々です。
一方で、MRがこれから最も活躍できる要素は何かと考えると、GPの立場からは地域医療でのネットワーク作りになるのでしょう。
それも医療だけではなく、介護の世界も含む大きな人的なネットワークです。
訪問診療を開始して分かったのは、すでに医療と介護という区別に意味がなく、"ユーザー中心の総合生活サービス"が拡大している事実です。
そこには成長する介護産業が常に関わり、その規模はすでに製薬業界を上回るほどになっています。
MR研修において医療側から眺めたときの地域包括ケアを教えている製薬企業があるようですが、それだけでは不十分な事例が今後は増えるのではないでしょうか?
管理人が参加している居宅介護支援事業所での症例検討会では、ケアマネージャーなどが定期内服薬に意見を出している場合もあります。
「この薬で本当に大丈夫なのでしょうか?」という反応は少なくありません。
MRからは決して見えない、けれども処方選択に大きく関わる現実が何かと気になります。

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