2017年11月5日日曜日

【最初のプロダクト投薬日は?  17-03-27】

他院から患者が紹介されてきた時、受け入れ側の医師は保険病名一覧や、プロブレムリスト、治療経過を診療情報提供書として受け取ります。
管理人のようなGP臨床医の場合、大学病院・総合病院からの紹介がほとんどですが、診療情報提供書には「ざっくりと」治療内容が書かれているだけで、医薬品がいつから投薬されているのかが把握しにくい。
また管理人が診療情報提供書を記載し、他院へ紹介する場合でも、文字数や記載時間の関係で、医薬品の初回投与日までは書き切れません。
診療情報提供書はA4用紙で1〜2枚程度ですから、どうにも収まりきらないのです。
この状況をMRから眺めた場合、自社のプロダクトが初回投与された日、通算の投与回数(年間、月間で)、その治療効果はいかほどであったか、という見方が出来ます。
診療情報提供書に記載しきれない膨大な医薬品情報は、そのすべての履歴が長すぎて、お薬手帳を見ても良く分からない場合もあります。
これこそ、MRが現場でヒアリングすべき、重要なポイントではないでしょうか?
症例ベースのディテーリング、という話は各社で出ますが、紹介元や紹介先において、自社プロダクトが患者一人あたりどのようなタイムスパンで投与されているのか、もっと関心を持つべきです。
MRは月販成績などで自社プロダクトの勢いを読みがちですが、複数の医療機関にかかりつけ、あるいは紹介されていく患者のタイムスパンを考慮するだけでも、面談中に医師から得られる情報量は増えていくはず。
最初のプロダクト投与にいたった理由は、強い処方動機=治療目的であり、MRがもっとも目を凝らして探すべき事項です。

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