2018年2月15日木曜日

【業界専門誌の意見も厳しい  18-01-17】

新年1月号のMonthlyミクスを読んでいると、編集部の厳しい意見(檄文??)が並んでいます。
管理人も10年間、同誌で連載を書いており、編集長交代から様々な業界不祥事まで、リアルタイムに見聞きしてきました。

各社が誇ったブロックバスターの特許が概ね切れて、人員削減ニュースは増え、巻頭には大手製薬企業から出向しているベテランMRのインタビュー。
製薬業界のバブル期は、ゆっくりと、そして確実に終焉を迎えているのです。
もちろん、まだまだ医薬品ビジネスの成長余地は残りますし、国民皆保険に支えられて存続していくのですが、"現行型MR"の立ち位置がグラグラしているのは間違いない。
1月号には10年前の連載初回を引用し、状況の対比を記しています。
2018年、色々とありますね・・・。

”この10年間を大まかに括ってしまえば、MRは非常にクリーンな職業へと進化し、カネの臭いがする泥臭さは一気に解決した。
 多額の経費を駆使した接待攻勢、ちょっとした学会出張すらMRの同伴がある充実のおもてなしぶり、横柄な医師の無茶ぶりにも見事に応えてしまうコンシェルジュ的な万能ぶりが、MRの日常業務でなくなった点は賞賛すべきだ。
 もともとは付加部分ですらない過剰な気遣い精神が、医師の傲慢さを許して本末転倒を常態化させ、もはや国内外の不祥事をきっかけにしか自浄作用が働かなかったのであるから、途中経過の混乱ぶりを差し引いても好結果だと言える。就活生のときに抱いた、もっと純粋な医療貢献は、現在こそ本当に実現しやすい環境となっている。"

"2008年に予想していた状況と、これから予想する2028年がどのような連続性を持っているか、誰にも分からない事項だ。
ただし、医師もMRも過去10年間を上回る驚愕の変化にさらされることは確かだろう。とくに医療関係データを匿名化した上で国民から多数収集して、バラツキが大きい全治療行為の品質向上を図っていくコスト圧縮トレンドは、支払側の無駄を削減するためにも絶対に動かしがたい。
さらには未病の重視や疾病予防ビジネス、画期的新薬などがそれらを短期間で修飾し、どの会社に勤務していてもMRを取り巻く様相は、かなり悲観的にも見ておく必要がある。
どこまでが医療機関でのリアル業務として残り、何がMRからすっぱりと削除される要素となるのか、個人単位で日々考えておくほうが良いであろう。既存路線の延長で発想するとMRの状況は大きく揺らぎやすく、ハイパフォーマーでさえ油断禁物なのだ。"

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